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トライフォース天満スタッフブログ

2024.03.06

もっと早く知りたかった!今日から実践できる白帯の方へのアドバイス集 前編

初心者の方へ

こんにちは!

トライフォース天満の大黒です。

今回のテーマは『今日から実践できる!白帯の方へのアドバイス集』です。

ブラジリアン柔術の帯制度は基本的には白帯から始まり、白→青→紫→茶→黒の順に帯色が昇格していきます。

ですが、青帯になる前に柔術をやめてしまう方が多いことも事実です。

(白帯から青帯になれる方の割合は10%ほどだと言われることもあります。実際に私も白帯の頃は試合に勝てなさすぎて柔術をやめようかと思ったことが一度だけありました。)

「10%」という数字に関しては個人的にはもう少し多いんじゃないかなーとは思いますが、何はともあれ始めたてのビギナーの方ほど理想と現実とのギャップに落ち込み、耐えられなくなってやめてしまいます。

おそらくどの分野でもそうだと思います。

格闘技未経験から始め、白帯の頃は試合に負けまくっていた私ですが、これから書く考えをベースとすることで青帯では全国大会にて準優勝することができました。

人は物事を上達していくにつれてそれを「楽しい」と感じ、それが新たなモチベーションアップや更なる成長へと繋がると考えています。

偶然この記事を読んでくださった方がブラジリアン柔術を更に楽しいと思ってくださるように、なかなか上達しなくて自分のように辛い思いをする方が一人でもいなくなるように、これまでの経験を元に書いていこうと思います。

今、もう一度柔術を一から取り組むのであればこの辺りは先に知っておきたかった!と思うものばかりです。

それではどうぞ!!(今回の記事は長くなったので前編と後編に分けます。)

前編の目次です。

・まずは練習回数を確保しよう。

・先生や練習仲間を頼ろう。

・他人とではなく自分と比較する。

・スパーリングに勝ち負けは無い

・スパーリングの上手な活用法

まずは練習回数を確保しよう。

ブラジリアン柔術の上達に大きく影響を及ぼす要素として「練習回数」が挙げられます。

理由はテクニックやポジションなどの記憶量の問題が挙げられます。同じことをこちらの記事にて記載しています。→初心者が効率良くブラジリアン柔術を上達するために練習は週に何回必要? | トライフォース天満 (tf-tenma.com)

たくさん練習しないと強くなれない、ということではなく、たくさん練習した方が上達スピードは速いという意味です。

なので、もしも今伸び悩んでいる方がいるのであれば練習回数をまずは見直してみてください。週1の方は週2に、週2の方は週3に変えてみると反応は得られやすいと思います。

週5を週6に、週6を週7に変えるのももちろん良いですが、週1→週2よりは成長度合いは微増に落ち着くと思います。

先生や練習仲間を頼ろう。

なかなか上達しなくて困っている時、一人で悩むのをやめましょう。

先生や色帯の先輩達を頼るのもオススメです。ブラジリアン柔術はややゲームと似ているところがあって、ビギナーの方が成長の過程で悩んでいる事柄を先輩たちは既に経験して克服してきています。

なので間違った方向への努力を続ける前に、練習の方向性や取り組み方など軸となる部分について質問して確定させるのが良いかと思います。

他人とではなく自分と比較する。

モチベーションを維持するためにも成長度合いを他人と比較することはやめましょう。

初心者がブラジリアン柔術のモチベーションを維持する効果的な方法 | トライフォース天満 (tf-tenma.com)

とはいえよほど切り替えの上手い方でない限り、誰しも他人と自分を比較しがちです。

オススメは自分の取り組むべき事で頭をいっぱいにすることです。

頭に他の事を考える余裕があるから、不要なことを考えてしまい、他人と比較してしまうものだと思っています。

なので、基本的には自分が取り組むべき課題やできていない事のみに焦点を当てて、頭の中を全て自分事で埋め尽くしてしまいましょう。

スパーリングに勝ち負けは無い。

この項目はかなり重要です。スパーリングに勝ち負けはありません。

勝ち負けにこだわりすぎると、動きが雑になって相手に怪我をさせてしまったり、タップが遅くなって自分が怪我をする可能性があります。

他にも、負けたくない気持ちが強いがために自分より歴が浅かったり小柄な方へのみスパーリングを申し込みがちになります。

上達したいのであれば、スパーリングでは練習した技を実際に動く相手にかけてみて、「実際にかかったのか」「かからなかったのならその原因は何か」など、そこで何かしらのデータを得て次に繋げるのが重要です。

スパーリングは試しの場として使うのがおすすめです。

スパーリングの上手な活用法

では具体的にスパーリングはどのように取り組めば良いのでしょうか?

誰と組む時も同じようにスパーリングをするのではなく、相手の熟練度に合わせて取り組み方を変えましょう。

・自分より歴が長い、もしくは帯色が上の相手に対して

→一番自信のある技をぶつけてみて、できなかった事を修正しましょう。

・自分より歴が浅い、もしくは帯色も同じか下の方に対して

→新たに練習中のテクニックをかけてみて、実際の反応やできなかったときの状況など、様々なデータを集めて改善作業を進めましょう。

一旦前編はこんな感じで締めたいと思います。

どれか一つでも「たしかに!」と思っていただける事があれば嬉しいです。

後編を楽しみにお待ちください。

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